津田沼駅前心療内科 身体表現性障害｜津田沼の心療内科・メンタルクリニック

身体表現性障害とは

身体表現性障害とは、症状を説明出来る具体的な異常所見に乏しく、心理社会的要因によって身体症状に影響が出ているさまざまな障害の総称です。

痛みや吐き気、痺れなどの自覚的な身体症状があり、日常生活を妨げられているものの、それを説明し、裏付けるような身体的な疾患、何らかの薬物の影響、他の精神疾患などが認められず、むしろ心理社会的要因によって説明されます。
おそらくは「不安」に結びついているものと推測されています。

身体表現性障害は、身体感覚に敏感で物事を悲観的にとらえやすい繊細な方がなりやすいといわれます。

また、心身の過労や身辺の環境変化がストレスの要因になっていることを認識しにくく、言葉で表現出来ない方の場合に身体症状として表れることがあるともいわれます。

身体表現性障害の治療

身体表現性障害は、薬物療法や職場や家庭などの環境調整によって治療します。

その人がどんな問題を抱えているのか、不安感や抑うつ感に苦しんでいることにも配慮しながら、身体的な気がかりを丁寧にうかがい、ストレスの原因となっている環境の調整やストレス対処法を身につけていくことを目指します。

また、精神疾患を合併している場合には、抗不安薬や睡眠薬などによる薬物療法が効果的だといわれています。

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