津田沼駅前心療内科 うつ病｜津田沼の心療内科・メンタルクリニック カウンセリング

うつ病とは

うつ病とは“こころの風邪”と称されるほど罹患される方が多い病気といえます。
人口のおよそ1割前後の方が、生涯に一度はうつ病にかかるといわれています。

このような状況を裏付けるように医療現場では、うつ病はごくありふれた病気です。
しかし一方で患者様のうつ病に対する理解は十分とはいえず、心療内科や精神科を受診することを躊躇されたり、性格の問題として片付けてしまう方も多くおられます。

うつ病は生活や環境の変化が過度なストレスとなって、それをきっかけに発症することがあります。

原因となる出来事の一例としては

• 身近な人の死
• リストラ
• 仕事上等の過度なストレス

だけではなく、

• 結 婚
• 昇 進

といった出来事でも、うつ病を引き起こすことがあります。

ストレスの多い現代社会では、ストレスがうまく解消されないで、心と体のバランスが崩れ、心身に不調をきたすことは誰にも起こり得るということです。

!! 次のような症状が2週間以上続くときはお早めにご相談ください。

うつ病の可能性があります。

うつ病の原因

うつ病の原因は患者様によって様々です。
前述のようにストレスや過労、環境変化などの複数の要因が絡み合い、脳内の神経伝達物質のはたらきが悪くなり、発病すると考えられています。

脳がうまくはたらいてくれないので、ものの見方が悲観的になり、自分がダメな人間のように感じてしまい、そのため普段なら乗り越えられるようなストレスも、よりつらく感じてしまうという悪循環が起きてしまいます。

またうつ病の精神症状や身体症状はご自身ではなかなか気づきにくいため、周囲の人が先に気づき、遅刻が多い、怠けているなどと誤解されることもあります。

一方、体が疲れてどうにも動かない、疲れやすい、能率が著しく下がった、体がついてこないなどのうつ病の症状でご自身が自覚する場合も多いようです。

こうした状態になったら一人で悩まず、とにかく早めに専門医にご相談ください。 治療を早く始めるほど、回復も早いものです。

うつ病の症状の代表例

うつ病の治療

うつ病は適切な治療さえ受ければ、必ず良い方向に向かっていきます。
これを寛解（かんかい）といいます。
現在のうつ病治療は、下記の3つの柱が中心となっています。

• 休養と環境調整
• 薬物療法
• 精神療法

まずは休養が大切

まずは治療を開始する前に十分に休養をとって、疲れた心と体をしっかり休めることが大切です。
そのためには休職も含めて職場や学校、家族の理解と協力を得ることも必要になってくるでしょう。

うつ病の薬物療法

抗うつ薬によってうつ症状の原因となっている脳内神経伝達物質の機能低下を改善します。

抗うつ薬にはSSRI（選択的セロトニン再取込み阻害薬）やSNRI（セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬）といったものから、四環系抗うつ薬などいくつかのグループがあり、抗うつ薬のほかにも症状に合わせて抗不安薬や睡眠導入剤なども使われる場合があります。

また、躁状態や軽躁状態を経験したことがある人の場合は、気分安定薬が使われることもあります。

どの薬が効くかは治療を受ける患者様一人一人で異なり、また同じ人でも病気がどの段階にあるのかによって違ってきます。

うつ病の精神療法

性格的にストレスなどの影響を受けやすい人には、精神療法的なアプローチが効果的です。
精神療法の中心は「認知行動療法」で、これは患者様の認知（ものの考え方や受け取り方）の歪み及びそれに基づく行動を修正して、患者様に生じてくるさまざまな思考の問題を上手に解決出来るように支援する治療法です。

うつ病になりやすい人には、真面目で責任感が強く、人あたりもよく、そのため周囲の評価も高いタイプの人が多いといわれます。
こうした方は、すべてに完璧を求めがちですが、物事に優先順位をつけてうまくやっていくようにするなど、認知を変えていくことも大切です。

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